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中年太り(その2)…長続きするダイエットを

[2014.02.28]

中年太りは、生活習慣病の温床となるので、生涯続けていける無理のないダイエットが望まれます。
しかし、一般的な摂取カロリー制限によるダイエットでは、減った体重の大部分が体の水分と筋肉で、ダイエットを繰り返すたびに筋肉量が落ち、結果的に脂肪を増やす体質(太りやすい体質)になっていきます。食後、血糖値が急激に上がるとインスリンは大量に分泌されますが、インスリンには糖を脂肪に変えてエネルギー源として蓄える働きがあるので、余分な脂肪が蓄えられ、体脂肪がたまって太っていきます。
太らない体を作るには、血糖値が急激に上がる食べ物を止め、穏やかに上がる食べ方に切り替えることです。実際には、高炭水化物食品を※低GI食品に切り替えます。例えば白いパンを全粒粉パンに、白米を玄米に、など。低GI食品は、ゆっくり消化し満腹感を高め血糖値の緩やかな上昇下降により、筋肉はそのままで体脂肪の燃焼に役立ち、体重のコントロールを促します。
<ダイエットのコツ>
1.低GI食品を多く、※高GI食品を少なく
2.不飽和脂肪酸(キャノーラ油、オリーブ油)を使う
3.運動を続ける
4.野菜・果物はしっかり食べる
5.魚・海産物を食べる
6.赤身の肉、低脂肪乳製品を摂る

※低GI食品…無精白パン・シリアル・インゲン・エンドウ・大豆・木の実
※高GI食品…白米・精白パン・コーンフレーク・ジャガイモなど
■GI(グリセミックインデックス)…炭水化物が血糖値を上昇させる能力

(2010.4 「くらしの百科」産経新聞社)

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