免疫力を高めるには?
今年は、例年になく寒い冬でしたが、ワクチン接種やうがい・マスク・手洗い消毒の習慣が普及したせいか、インフルエンザや風邪を患った人は予想されたほど多くなかったようです。
しかし、中高年になると「季節の変わり目に風邪を引きやすくなった」「体調を崩すと回復しにくくなった」など加齢とともに免疫力が低下するためのトラブルが生じてきます。
免疫機能とは、身体に入った異物を排除して、免疫から免れようとする生体の防御反応のことで、NK(ナチュラルキラー)細胞というリンパ球の一種である免疫細胞が、私たちの周囲の様々な最近やウイルスを攻撃し排除してくれ、また、新生されるヒトの細胞のミスコピー(加齢と共に多くなり、ガン化につながる)も排除するので、このNK細胞が活発に働けば働くほど体調を崩しにくくなり、健康状態を維持できるようになり、がんの予防にまえでつながっていくのです。
NK細胞活性を上げる=免疫力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。
1.生活習慣を整えること:NK細胞は朝から活性が徐々に高まり夜10時過ぎに低下するので、徹夜・昼夜逆転・生活サイクルの乱れで活性低下する。
2.ストレスや辛い体験は早く解消し立ち直ること。
3.笑いや快体験の多い生活を送ること。
4.ヨーグルト・納豆などの発酵食品やキノコ・生野菜をよく食べること。
前回のテーマ「幸せ体質」を目指すことは、心を健康にするだけでなく、嬉しい楽しい体験が心の栄養となりNK活性を増やし、免疫力を高め、体の健康維持にも大きな影響をおよぼすことになるのです。
まずは、笑顔からはじめてみませんか?